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  • 知っておきたい住宅メンテナンスの基本

    家を建ててから問題になってくるのがいかにして良い家を維持していくかという問題です。たとえば自由設計で建てられた住宅の場合、建設当初は「良い間取り」であっても、数年の間に家族構成やライフスタイルが大きく変わるなどして当初の目的に反した空間活用を余儀なくされるなど、単に設備や建材の老朽化だけではなく住まいそのもののありかたや価値観が変わってきてしまうということもあります。

    住宅メンテナンスの基本は定期的な点検と的確な工事であることは言うまでもありませんが、実は建設段階から「メンテナンス」を意識する事でも、ランニングコスト(※家を維持していくうえで確実にかかってくる経費)は大きく変わってくるでしょう。
    「見えない部分への投資は積極的に行う」というのが暗黙のルール

    家づくりのプロが口を揃えて言うのが、良い壁紙や床材にしたいと思うのならば基礎工事や、断熱材など目に見えない部分についてもこだわるべき、というものです。家づくりはどうしても外見的な要素にこだわってしまう方が多く、中には目に見えない基礎部分や建材については「安ければ良い」と考えている人もいます。長期的なスパンで考えるのなら、インテリアよりも大切なのは構造や基礎的な部分であるという事を、設計段階から意識するだけでも将来的なメンテナンス費用に大きな差が出てくるのです。

    また通常5~10年スパンで行われる定期点検やそれに伴う工事も、ついつい優先順位が低くなってしまいがちですが、「完成後5年程度で見つかった数万円の工事で修繕できるような欠陥を12年放置していたことで結果的に数百万円単位での出費が必要なほどの大きなダメージにつながってしまった」・・・・などという事も珍しくありません。目に見えない部分こそ、是非お金を惜しまないようにしましょう。