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  • 広縁のある和室

    友人宅の和室には広縁が設けられていまいた。広縁とは幅の広い縁側のことです。縁側という言葉も今では懐かしささえ感じられます。しかし、広縁のある和室はとても素敵な空間が広がっていましたし、とても実用性の高い空間でもあるのです。広縁と和室の境には建具が設けられており、建具を開け放ては和室がより広々とした空間となります。

    広縁があることで庭との一体感が高まります。ここの天井には室内物干しが設けられていました。雨や雪などの悪天候時や夜洗濯を行った場合、外出して帰宅が遅くなる時、花粉が多く飛散する時期や大気汚染物質が多く飛来する時などあらゆるシーンで活躍してくれます。

    毎日屋外に洗濯物を干せるわけではないので室内にも衣類を干せる環境を整えておくと家事がスムーズに行えます。ここに洗濯物を干す場合は、和室との境の建具は閉めておきます。建具で閉めておくことで洗濯物が目に入らないので生活感を感じさせませんし、和室にお客様をお通しすることもできます。

    最近では住宅の洋風化が進んでいるので和室が一室も設けられていない住まいが多い中、広縁のある和室は風情があり、それでいて現代風に利用しやすさも高い空間となっていました。日本人なら和室はこれからも大事にしたい空間の一つではないでしょうか。